三浦佳生（19）は昨年、羽生結弦、高橋大輔、宇野昌磨も成し遂げている世界ジュニア選手権優勝を果たした。三浦は全日本ジュニア選手権で4回転ジャンプをプログラムに組み込み、荒川静香氏は「力強い滑りの中に繊細な表現を持ったスケーター」と評する。今季のフリーでは「シェルブールの雨傘」をテーマ曲に選び、シェーリーン・ボーン・トゥロック氏が振付を担当。トゥロック氏は羽生が五輪連覇を達成したプログラムの振付も手掛けた。オフシーズン、三浦は仲間と好物のラーメンを堪能していたが、シーズンが近づくにつれて食事にも注意し、苦手な野菜も摂るよう努めていた。
先月、地区大会が行われ、三浦は4回転ジャンプで苦戦し、2位に終わった。三浦は「1つ1つしっかり積み重ねていって、徐々に成績を伸ばしていって、ミラノ・コルティナ五輪で一番いい状態に持っていけたら」などとコメント。