今日の東京株式市場は世界経済の先行きへの警戒感が強まりほぼ全面安となった。原油先物価格が大幅に上昇したことも株価の重しとなり日経平均株価は一時700円以上値下がりし3万2000円を割り込んで今日の取引を終えた。市場関係者は紛争が周辺の国にも広がれば原油価格がさらに上昇し株価は一段と下落する可能性があると話していて市場の緊張感は日に日に高まっている。一方、金を買う動きが広がっている。大阪取引所で取引されている金の先物価格は14日に一時9262円をつけおよそ一ヶ月ぶりに取引時間中の最高値を更新した。