夏の全国高校野球の西東京大会に世田谷区の青鳥特別支援学校が特別支援学校の単独チームとして初めて出場した。部員12人の青鳥特別支援学校ベースボール部は全員、軽度の知的障害があり多くが野球初心者。このチームのエース、3年生の首藤理仁君はもともと初心者だったが運動神経のよさを見込まれ、去年秋からピッチャーを任されている。母親の裕子は遠征などで1人で行動する場面も多い野球部での経験がわが子の成長につながっていると感じている。野球がやりたくてこの学校に入学した1年生もいる。岡部道樹君は中学時代に軟式野球の経験があり入部してすぐファーストに抜てきされた。先月7日、西東京大会の試合を迎えた。試合は初回から一方的に打ち込まれる展開になったが3回。首藤君が初めての三振を奪い、この試合で5つの三振を取ることができた。結果は66対0、5回コールド負け。しかし高校野球の歴史に新たな一歩を記した。
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URL: http://www.higashimurayamanishi-h.metro.tokyo.jp/
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