岸田総理大臣は政治資金規正法改正をめぐって関係が冷え込んだ自民党・麻生副総裁と都内の日本料理店で3ヶ月ぶりに会食した。会食は岸田総理が呼びかけたもので、2時間半近く2人だけで行われた。2人は今年に入り月に1度のペースで会食を続けていたが、3月を最後に途絶えていた。この間、パーティ券の購入者の公開基準額を5万円に引き下げる判断を巡り、立場の違いが表面化していた。麻生派議員から岸田総理退陣論まで出る中で、今後の総裁選も見据えて関係修復を図る狙いもあったとみられる。
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