東京23区の区長会トップを務める新宿区の吉住区長。現在、東京23区では、家庭ごみを無料で回収しているが、先週、23区で一斉に有料化する検討が行われていることが明らかになった。吉住区長は、検討内容について、ごみの量を減らすことが目的、各自治体の事例を見ると、ごみの量は、有料化によって最初の1~2年は減り、それ以降は変わらない、処分場や持続可能性といった観点から有料化が必要であり、全国でも7割の自治体が実施しているなどと話した。23区が使用できる最終処分場は2つある。東京都によると、50年ほどで満杯になるという。吉住区長によると、現在の想定では、ごみ袋は1Lあたり1円。富山市は2027年度から、1Lあたり1円で家庭ごみを有料化する方向。市の試算では、4人家族で、45リットルの袋で月6~7回分出すとすると、1年間の負担額は約3500円となる。吉住区長は、有料化までには年単位で時間がかかる、物価や人件費も急激に上がっていて、その予算の財源を捻出できるかということも大きな課題になっているなどとした。福島県会津若松市では、4月から家庭ごみの有料化が始まる。ごみ袋は、40リットルが10枚で800円で、1Lあたり2円となる。会津若松市では、全国平均の1.2倍の量のごみが出ているという。地区のゴミステーションには、有料化を控えているからか、扉が開かなくなるほどのごみが出されていた。
