保育園などの名札に血液型を記入する欄があるが、SNSでは「子供の血液型知らない」などといった戸惑いの声が上がっていた。渋谷で子育て中の方30人に聞いたところ、18人が血液型を知らないという結果だった。埼玉医科大学の加部教授によると、血液型を出産時に調べるサービスが1990年代頃までサービスとして行われていたという。ただ、新生児は実際と異なる判定が出てトラブルになることもあったという。ここ20年位はほとんどの病院で血液型の検査を出産時に行わなくなってきたという。奈良県小児科医会会長によると、輸血の際は必ず検査するため、血液型の記入欄は医学的には役に立たないという。血液型の記入欄を無くす動きもある。血液型を調べたい場合、病院で検査する場合は自費診療になる。また献血で知るという方法もある。3歳から4歳以降から正確な検査ができるようになる。もし血液型記入欄があっても、「不明」「空欄」で回答して良いという。