平野氏によるマーケット解説。日経平均株価は上げ幅が700円を超えた。イスラエルとハマスの戦闘激化を受け、ダウはマイナスで始まったが防衛関連とエネルギー関連が買われて相場を押し上げた。また、ジェファーソンFRB副議長が今朝の講演で政策を慎重に進める余地があると述べたことも買いを呼んだ。欧州はノルウェーとポルトガルを除いてマイナス。日本株は三連休明けで大幅反発している。買い方と売り方の戦いでは買い方は長期的な見方ではまだ勝っている。買い方が押し返すためには少なくとも32000円台の出力が必要。外からの支援が必要であり、その1つが米国株である。今日の日経平均は31500円を上回った。この位置を保てれば相場は変わってくる。もう1つは企業決算。イオンモールなどの製造業の決算が発表になる。この決算が支援材料になるともう1段高という可能性も出てくる。