全日空は機体の表面にサメ肌に似たフィルムを貼った航空機を今日から国際線で運航開始した。今日、成田空港で報道陣に公開されたのはボーイング777の貨物専用機で胴体の表面のおよそ7割にサメ肌の構造を模したフィルムを貼って加工している。この加工によって機体表面に発生する空気抵抗が低減し、一機当たり年間およそ250トンの燃料消費量とおよそ800トンのCO2排出量の削減ができるという。全日空は来年春就航予定の旅客機にもサメ肌加工を施すとしている。