ラーメン業界に今ある変化が起きている。牛丼など異業種の飲食チェーンが続々と参入してきている。先月、牛めし店などを展開する松屋フーズは六厘舎の運営会社の買収を発表。去年7月にもラーメン専門店「松太郎」をオープン。ラーメン事業に力を入れている。理由の一つがラーメンと牛丼の“価格差”。松屋フーズはラーメン事業に参入した理由について、麺類は原材料の価格変動に左右されにくいためとしている。牛丼チェーンの吉野屋は「牛肉玉ラーメン鍋膳」を販売。吉野屋ホールディングスが新たに掲げる目標が“ラーメン提供数世界一”。人気ラーメン店を次々を買収し、店舗数は127店舗に拡大。去年3月から11月までの連結決算は吉野屋の営業利益が13%減少した一方、ラーメン事業を含む「その他事業」の営業利益は63%も延びている。カレーハウスCoCo壱番屋を展開する壱番屋は去年、ラーメン店を運営する大阪の企業を買収。去年、ラーメン店の倒産件数は59件と4年ぶりに減少。帝国データバンクによると“巨大飲食チェーンによるラーメン店の買収が進み、個人店の倒産件数が減少する可能性がある”という。
