PTAを巡っては解散の動きも見られるという。千葉・松戸市の小学校でもPTAは解散となり、チーム栗っ子というボランティアチームが見守り活動などを行っている。PTAの参加者が少なくなる中、保護者や地域の住民が有志として見守りを行うようになった。役員は負担となっているとの声も聞かれるPTAだが、専門家の加藤薫氏はボランティア活動に切り替わっていると見ている。PTAとは保護者・教職員の団体という意味で任意での参加であるとともに見守りや学校行事のサポートを行ってきた。ベルマークを集める活動は時給に換算すると100円ぐらいにしかならず、仕事を押し付けられることも問題となっていた。任意であるべきPTAだが役員がノルマとなっているケースも有り、PTAには保護者は低学年の時にポイントをためておくと高学年の時に役員を押し付けられなくなるシステムがあることから保護者が参加しないことも増えているといい、岡山県PTA連合会は解散を発表するなどしている。千葉・流山市の小学校もPTA活動が強制的になっているとして解散を行いボランティア制に体制を変化させている。ボランティアは清掃だけでなく、家庭科の授業支援も行う様子も見られる。参加したボランティアからは仕事で洋服を作っていたこともあったが、特技で参加できるのはありがたいといった声も聞かれている。