今年はゲリラ雷雨が過去5年間より多くなると予想されていたが、その予想通り警戒レベル5の豪雨災害が各地で発生した。本日の特集は、もしもに備える防災術。今回やってきたのは千葉県松戸市にある千葉県西部防災センター。本日の達人は災害危機管理アドバイザー・防災士の和田隆昌さん。かつては数年に一度だった猛烈なあめの発生数は50年前と比べて大幅に増加しており、今年の台風の発生数は平均を上回り8月は過去最多タイの10個の台風が発生した。まずは暴風雨の体験。最大雨量30ミリ、最大風速30mを体験できる。つかまっていないと立っていられないほどだが、気象庁の警戒レベルでは2~3。風速30mは車が横転するリスクが高まると言われている。ピークの時に外にいないようにすることが大切。雨雲の接近をスマホに知らせてくれる通知機能が多くの天気アプリに搭載されているので活用する。次に車が浸水した時の脱出について学ぶ。水位10cmでブレーキが効きにくくなり、30cmになるとマフラーが浸水してエンジンが止まる。50cmになると車体が浮き始める。ポイントとしては、道路の文字や縁石が見えなくなったら危険。早めに高い場所などへ避難する。車を水没させる実験では60cmになると1分間奮闘してもドアは開かなかった。内側と外側の水圧の差によってドアが強く押し付けられるため。水深60cmでドアを開けるには通常の5倍の力が必要になる。閉じ込められたらどうだ出したら良いのか。まずシートベルトを外すが外せない時のためにホームセンターなどで購入できる脱出用工具を備えておく。フロントガラスは頑丈で割れにくいのでサイドガラスを叩く。四隅を叩くと割りやすい。続いては徒歩で避難する時の注意点。30cmまで冠水した道路を再現、水の抵抗に見立てた重りをつけてコースを歩く。冠水した道はマンホールの蓋が外れているなど危険を察知するため傘や杖などで足元を確認しながら歩く。水害避難時は水が入ると動きづらい長靴は避けて紐付きの運動靴をはき肌の露出しないレインコートで避難する。水深50cmなど膝より上になってしまうと負荷が大きく危険なので徒歩での避難は諦めて室内や高台に移動する。
