来年1月に投票が行われれる台湾総統選挙。今日、立候補の受付が締め切られた。野党の候補者一本化はならず、選挙戦は主要3政党の候補者が争う形となった。野党第2党の民衆党の柯文哲氏が台北市内にある中央選挙委員会を訪れ、立候補に必要な書類などを提出。最大野党・国民党の候友宣氏も立候補の届け出を行った。両党は政権交代の可能性を高めようと、“候補者の一本化”に合意していたが、その後の調整で双方とも譲らず、一本化はならなかった。一方、与党・民進党が擁立した今の副総統の頼清徳氏は、今月21日に立候補の届け出を済ませていて、政権は主要3政党の候補者が争う構図となった。