長野・千曲市の戸倉上山田温泉では宿泊客が減少する中、2年前からスナックを活用して温泉街を盛り上げる取組みを進めている。昭和の時代、戸倉上山田温泉では団体客など年間130万以上が訪れていた。しかし個人旅行が主流になり新型コロナの影響もあって現在では最盛期の半数以下に落ち込んでいる。そこで、昭和レトロな雰囲気をアピールして若者や女性を呼び込むスナックの取組みが行われている。取組みを行っている信州千曲観光局・柳澤彩子は地元出身でスナック体験を行う宿泊ツアーを担当している。4年前に東京からUターンして15年ぶりに地元に戻った。当時知り合いがおらずスナックが居場所だったという。県内外から30代〜50代の8人が参加したツアーを紹介。