簗農水大臣が辞表を提出。簗大臣は記者団に「国会審議にこれ以上迷惑をかけるわけにはいかない」「辞意を伝えた」などと話した。大臣就任から1ヶ月足らずで内閣を去ることとなった簗大臣は2012年に33歳で初当選。文科副大臣などを歴任したが、2021年の自民党の会合では「生物学上LGBTは種の保存に背くもの」などと発言したことが問題に。裏金問題をめぐっては1746万円の不記載があり、党の役職停止6ヶ月の処分を受けていた。こうした簗大臣を「やなちゃん」と呼び親密ぶりをアピールしていたのが高市総理。先月高市総理が簗氏を農林水産大臣に任命し簗氏は初入閣したが、直後に明るみに出たのが那須烏山市と那珂川町への「予算カット」発言だった。国会では簗大臣への追及が続いた。野党は簗陣営が有権者を無料のシャトルバスで送迎していた問題に切り込んだ。これに対し簗大臣はきのう午前の答弁では「スタッフが選挙管理委員会にバスを借り上げる前に確認して、会場費の一部として計上するものだという回答を踏まえて計上した」と説明したが、午後に野党から「選挙管理委員会に確認したら問い合わせ記録は残っていないという、やる前に聞かれたら『違反になる』と答えるはずともおっしゃられていた」などとさらに追及を受けた。選挙管理委員会と簗大臣の主張が食い違い、きょう野党は簗大臣に改めて答弁を求めた。簗大臣は「違法性の有無ではなく収支報告書への計上方法を問い合わせた可能性がある」と答弁を修正した。また簗大臣をめぐっては新たな疑惑も浮上。文春オンラインが、簗大臣が事務所スタッフに有権者への投票依頼の電話をかけさせ報酬を支払っていたと報じたのだ。公職選挙法では選挙運動に対する金銭の支払いは禁止のため、事実であれば公職選挙法違反の疑い。今夜取材に応じた高市総理は「任命責任は私にある、重く受け止めている」などと話した。栃木の有権者からは「説明責任とかは果たしてない」などの声。那須烏山市・川俣市長は「大臣を辞任したからといって那須烏山市や那珂川町の住民に大きな不安を与えたことは事実であり断じて許されるものではない」などとコメント。
