スポーツや芸術などの分野で功績のあった人に贈られる紫綬褒章は柔道、阿部一二三さんをはじめ、パリオリンピックパラリンピックの金メダリスト54人らが選ばれた。阿部さんは「ここまで来られたのはいつも支えてくれている家族、柔道仲間、そして応援してくださる皆様のおかげ。目標であるオリンピック4連覇に向けてさらなる努力を重ねるとともに、柔道界の発展にも貢献していきたいと思う」などとコメントした。また竜王と棋王の永世称号の資格を獲得するなど、長年にわたり将棋棋士として活躍している渡辺明さんも紫綬褒章を受章した。渡辺さんは「今まで将棋界でこの章を受章されてきた方は、本当にすばらしい先輩ばかり。その章にやっぱり恥じない行動だったり、そういうのは心がけていかなくてはいけないなということは考えている」とコメント。今回は786人と26の団体が受章した。