サッカー日本代表の森保一監督が日本代表メンバーの発表会見で振り返ったのは今月1日に行われたアジア大会のサッカー準々決勝で北朝鮮の選手が繰り返した反スポーツ行為だ。北朝鮮のファールで試合が中断したときには日本チームが持ってきたペットボトルを奪い取り威嚇するような行為。その6分後のプレーでもPKを獲得したがほぼ全選手がレフェリーを取り囲み抗議を続けた。これが決勝点となり試合は日本が2-1で勝利。試合終了後にも北朝鮮の選手がレフェリーに詰め寄り猛抗議した。日本サッカー協会は北朝鮮代表に反スポーツ行為があったとして3日、国際サッカー連盟などに意見書を提出している。女子サッカーでは北朝鮮となでしこJAPANがきょう決勝戦で激突する。またサムライブルーは来年3月、ワールドカップのアジア2次予選で北朝鮮でのアウェーの戦いも待ち受けている。