総理就任前に異例の「解散」発言をした自民党・石破茂新総裁。総裁選の期間中は「本当のやりとりは予算委員会。国民に判断いただける材料を提供するのは、政府の責任」と正反対の言葉を口にしていた。新総裁就任から4日、その発言を一転させた。なぜ解散に舵を切ったのか。自民党幹部からは「森山幹事長が言っている。石破総裁も最初は12月までにやればいいぐらいに思っていたようだけど」との声が。TBS政治部・室井祐作デスクは「論戦を見せたら、閣僚の中では失言をする人もいるかもしれない。森山さんとしては早く解散をしておきたい」とコメント。関係者によると、石破氏は早ければ今月9日に衆議院を解散し、15日公示、27日投開票の日程で行う方針。