安全保障技術研究推進制度は先進的な基礎研究を防衛装備品の研究開発に取り入れるため研究費を提供する制度で、今年度は人工知能や医療などに関する基礎研究をテーマに公募。防衛省によると今年度は大学や企業から過去最多となる560件の応募があった。ただこの制度を巡っては、軍事的の研究への関わり方が研究者の間で議論になっている。今回初めて研究が採択された横浜国立大学、小坂英男教授の専門は量子ネットワークで、研究が進めば台風予測や創薬などに活用できるとされている。制度に応募した理由が研究資金の厳しさ。今回制度に採択されたことで5年間で約10億円の研究費を受けられることになった。神戸大学は制度への応募を一律に禁止する方針をとっていたが昨年見直し今回2件採用された。名古屋大学も今回初めて採択された。名古屋大学の名誉教授・池内了さんは制度に対して懸念を示している。
