大分県のポツンと一軒家を訪れ、家主の光夫さんと妻のたけ子さんに話を聞いた。敷地にはハの字型に枯れ枝が積み上げられていた。熟成のために寝かせている椎茸の原木だった。椎茸の種菌を植え付けたあと枯れ枝を被せて2年寝かせた櫟の原木を杉林に移し、椎茸を育てて収穫する。ことしから鹿の食害にあい、出荷量が激減した。有効な対策が見つからず頭を抱えているという。敷地には桜の木や柿の木などが植えられており、野生の茗荷も生えていた。家に戻るとたけ子さんがお昼ご飯を用意してくれた。