次々と精米される備蓄米。広島県内にある米の卸売業者の工場では24時間態勢で精米作業が行われている。会社では卸売業者どうしが米を融通し合う「スポット取引」で#価格低下を実感”しているという。”玄米60キロあたりの価格が先月下旬より1万4,000円ほど安くなった銘柄もある”とのこと。埼玉のスーパーでは随意契約による備蓄米が今月28日から販売開始予定となる。一方で銘柄米は今月に入って売れ行きが落ちているため、仕入れ量を減らして在庫を抑える対応を始めたという。今後心配なのが暑さの影響だが、毎年8月上旬ごろから収穫を始める農家は今のところ順調に生育している。ただ来月中旬頃に気温が高いと味・見た目が悪くなり「1等米」として出荷できなくなるおそれがあるとのこと。専門家は猛暑の影響でコメの生育が悪くなれば”コメ価格にも影響”があると指摘する。