大規模な戦闘が激化している中、23日にロシアの独立系メディアが民間軍事会社「レデュート」がウクライナの前線に送る女性兵士の募集をSNS上で開始したと報じた。募集しているのは狙撃手部隊とドローン部隊で、給与は日本円にして月およそ35万円、半年の契約で戦闘経験がなくてもドネツク州で1カ月の訓練を受けられるとしている。アメリカの報道機関によると、女性兵士を募集した「レデュート」は2008年に作られた民間軍事会社だが、ロシア軍参謀本部の指揮下に入る組織で、数万人の戦闘員が所属し、少なくとも20の戦闘部隊があるという。また最近ではワグネルの元兵士をリクルートし、およそ6人に1人は元ワグネル兵だとされている。女性兵士を募集した理由について武隈さんは「戦闘激化でのどから手がでるほど人手がほしい。人数はいるが最前線に行きたい兵士がいないという問題が発生している。」などと指摘している。