今年7月の合宿中、アマト・ファカタヴァ選手の家族からのビデオメッセージのサプライズが贈られた。ファカタヴァは家族からのメッセージを見た時「自分に力を与えてくれた。日本を代表して是認を幸せにしたい」などと述べた。そしてファカタヴァが今大会のファーストトライを決めた。その後同点で迎えた前半30分にジョネ・ナイカブラがトライ。フィジー出身で、摂南大学に通うために来日したという。大学時代に2回財布をなくしたが、どちらも中身を取られずに戻ってきた日本人の優しさに感動。それ以来、電車に乗ると席を譲っているという。日本の3トライ目は、再びファカタヴァたトライし前半をリードして折り返した。後半に、14人しかいなかったなかリーチマイケルがトライを決めた。その後の日本の勢いは止まらず、中村亮土がトライした。中村亮土は鍛えるのが好きでそれが高じてプロテイン会社の社長をしているという。後半39分に、代表最年少ワーナー・ディアンズが6トライ目を奪い快勝。ワーナー・ディアンズがラグビーを始めたのは高校入学してからで、たった6年で代表入りしている。さらに書道の達人でもある。
URL: http://mainichi.jp/