ペンシルベニア州にあるこのデータセンターでは企業や病院などの顧客データを厳重に保管、安定的なデータアクセスを提供している。アメリカでは今データセンターの需要が急増、中でも最新のAIに対応し最新鋭機器を備えたハイパースケール・データセンターの建設が各地で進んでいる。それを後押ししているのがトランプ大統領。トランプ大統領はデータセンターを「金の卵を産むガチョウ」と呼び建設を推進していて、中国との競争に勝つために必要不可欠としている。しかし大規模施設の建設が相次いで計画されているペンシルベニア州では反対の声が高まっている。住民たちは電気代高騰・環境悪化を懸念していて、AIそのものの安全性にも不安を感じている。米メディアは下院選で接戦が予想される選挙区69のうち40でデータセンター建設工事・計画があり、中間選挙の争点の1つになっていると報じている。ペンシルベニア州では鉄鋼などの製造業が衰退し、データセンターが経済振興の切り札になっていて、州都では住宅地に隣接する2ヶ所で大規模センターの建設が計画されている。事業者が開いた住民説明会では住民から騒音についての質問などがあったが、住民は「メリットがデメリットを上回るとは思えない」とコメントしていた。ギャラップの調査では、共和党支持者も民主党支持者も6割以上が地元でのデータセンター建設に反対していた。
