与野党で対立が続いていた衆議院議員の定数削減をめぐって新たな動きがあった。ここからは国会記者会館からのLIVE中継で政治部・与党キャップの古谷朋大さんと伝える。古谷さんは、“きのう自民党は与野党に対して比例代表の議席を31削減すること、議席の配分方式を中小規模の政党に配分されやすい方式に変更することを提案した。自民党は日本維新の会とともに比例代表から45議席削減する法案を国会に提出していたが、野党の反発を受けて削減幅小さくする新たな提案を行った。”と話した。鈴江奈々さんが今回の提案のポイントはどこになるかを聞いた。古谷さんは、“ポイントは2つあり、1つ目は野党の反発そのワケは?2つ目は自民党が野党に譲歩の背景である。新提案の31議席は前回定数削減をした際に参考にした2015年の人口と、解散がなければ次の衆議院選挙が行われる2030年までの人口を比較して減少分を反映させて算出した数字である。野党としても国会議員の数を減らす議論について、大きな方向性としては反対ではないが、問題になっていたのは比例代表だけを削減するという点である。小選挙区は選挙区で当選1人のため大政党が獲得しやすくなる。比例代表は得票数で議席配分されるので中小政党も獲得しやすいからである。31議席の新たな提案では、野党への影響が小さくなる。譲歩のワケは、自民と維新は参議院で少数与党のため、野党と全面対決を避けたいなどとしている。各党の受け止めは国民民主は一定の評価をしているが、与党の維新ですら、すんなり賛成にいきそうではない。”などと話した。
