気象庁によると、今年6〜8月の平均気温は1898年の統計開始以降去年に並び最高だという。全国の平年の平均気温と比較すると15の観測点で平年比で+1.76℃になったという。平均気温の偏差について、西日本と沖縄、奄美は1位の値を更新。東日本は1位タイ、北日本は2位。近畿から沖縄の気温がかつてないほど高かったほか、東日本や北日本も含めて全国的に高温傾向にあったとのこと。栃木・佐野市では今年の国内最高となる41℃を観測するなど914地点中144地点で観測史上1位を更新するか1位に並んだ。夏の平均気温がかなり高くなった理由について気象庁は「全国的に暖かい空気に覆われやすく、7月と8月は西日本を中心に高気圧に覆われやすかったから」と分析している。