茨城・北茨城市にある「北茨城 あじさいの森」から中継。サッカーコート約4面分の敷地に約1300品種3万株のアジサイが植えられている。ご主人・山縣繁一さんに話を聞く。日本アジサイ協会の皆さんに協力してもらい約1300品種を集めたという。アジサイの咲き方を紹介。丸く咲いているのが「手まり咲き」、外側と中が違うのが「ガク咲き」。ガク咲きは中の小さいところが実のなる花。外側はガク片と呼ばれ飾りのようなもの。手まり咲きも花ではなく、中に見える紫の蕾のようなものが花だという。同じ品種でも地表面の隆起物が多い所に根を張っているために色が違うことも。めったに見られないアジサイを紹介。ララバイは花びらがフリルのようになっている。緑化アジサイという緑色の品種。最初は病気にかかってしまったと思ったが、調べたところ新しい品種だと分かったという。アジサイは毎年新しい品種が生まれるそう。涼しい感じのアジサイ水凪鳥はガク咲き。ガク咲きのひな祭り。新品種がひな祭りルナ。元々ひな祭りの品種が生まれ変わりひな祭りルナに。恋物語という品種も。咲き始まりは赤、大きくなると白が出てきて、最終的にはどんどん白くなる。新品種の名前は制作者が花の特色を考えて付けているという。歌合せというガク咲きの品種。外側のガク片だけでなく、本来は目立たないはずの花の部分も開くので、全体的に華やかな形になるという珍しい品種だという。展望の丘を紹介。小高い丘から一面のアジサイを楽しむことができる。品種的には150種ほどある。同じ品種でも紫と赤、ブルーとピンクと咲分けしている。時期によって色が変わる品種もある。また、これから咲く品種もあるとのこと。アジサイの見頃は6月末まで。山縣さんは「皆さんに喜んでいただいていることが一番の嬉しさですね」等と話した。