鉄鋼大手の日本製鉄とJFEスチールは今日、オーストラリアの炭鉱に合わせて1600億円規模の出資を行うと発表した。脱炭素化を進める上で必要な質の良い原料炭を安定的に調達することがねらい。出資先はオーストラリアの企業が保有するクイーンズランド州のブラックウォーター炭鉱。日鉄がおよそ1080億円を出資して権益の20％を、JFEがおよそ540億円を出資して10％をそれぞれ取得する。