自転車の交通違反に反則金を科す「青切符」制度の開始まで1カ月を切った。まだまだ周知に課題があり、急ピッチで準備が進められている。おととい埼玉県ふじみ野市で行われていたのは「青切符講習会」。青切符制度の対象は16歳以上で、交通違反をすると数千円から1万円を超える反則金を納めることになる。講習会はその内容を知ってもらうためのイベント。2台以上で並んで走ると並進禁止違反で3000円、信号無視や車道の右側通行で6000円、傘差し運転やイヤホンをして周囲の音が聞こえない状態で乗ると遵守事項違反で5000円、運転中にスマートフォンなどを使用した場合は1万2000円の反則金となっている。埼玉県ふじみ野市の高畑博市長は「市内の町内会等の皆さんにもチラシを配布している」などと説明した。大きく影響を受けるのが、仕事で自転車を使う人たち。フードデリバリーの配達員はスマホで注文を受けて地図を参考に届けるが、画面を見るときには立ち止まる必要がある。見落としがちなのが整備不良。オグラ輪業の小倉宏太店主は「全部点検して悪いところを直してほしいという依頼が増えた」などと話した。整備不良があると5000円の反則金が取られる。点滅ライトは反則金5000円の「無灯火」とみなされるおそれがある。
