香川 沖之島は小豆島の西に位置し島民53人、面積0.18平方キロメートル。町民の生活に欠かせない渡し船は町営のため運賃は無料。この辺りでは嫁ぎ先の仏壇にお参りしてから結婚式場に行く風習があり「瀬戸の花嫁/小柳ルミ子」のモデルとされる。
渡し船の船頭を担う島本博幸さんは海運会社に就職。乗り組んでいた船が沖之島のすぐ側を通った時に渡し船の船頭さんからかけられた労いの言葉に救われたのを機に定年退職後に船頭となった。2年後に沖之島と小豆島を繋ぐ架橋の建設が予定され、完成に合わせて渡し船は廃止されるという。博幸さんは渡し船は生活の一部、廃船は悲しいが島がより発展してくれればなどと語った。
渡し船の船頭を担う島本博幸さんは海運会社に就職。乗り組んでいた船が沖之島のすぐ側を通った時に渡し船の船頭さんからかけられた労いの言葉に救われたのを機に定年退職後に船頭となった。2年後に沖之島と小豆島を繋ぐ架橋の建設が予定され、完成に合わせて渡し船は廃止されるという。博幸さんは渡し船は生活の一部、廃船は悲しいが島がより発展してくれればなどと語った。