きょう開幕の舞台「ハムレット」の公開通し稽古が行われ、吉田鋼太郎さんと柿澤勇人さんが取材に応えた。故・蜷川幸雄さんのイズムを継承する2人が、シェイクスピアの金字塔と言われている作品に挑む。芸術監督、演出、上演台本を担当し、出演もする吉田さんは「ものすごく重大な責任と重圧を感じている」と述べた。一方、主演のハムレットを演じる柿澤は、この劇場に嫌な思い出があり「故・蜷川幸雄さん演出の『海辺のカフカ』という作品で千本ノックを受けて40度の熱が出て、今回のハムレットもものすごく大変な役で、同じように高熱が出て、満身創痍って自分で言うのも変だが。塗り替えたいなと思っている」と述べた。