今日都立蒲田高校で行われた授業で2年生の生徒がつけているのはVRゴーグル。生徒が見ているのは大学のサークルの勧誘の動画。しかし女性に勧められるがままにサークルに参加するとサークルの正体はカルト教団。これは50万円の教材を買わされてしまうという実際に起きた消費者トラブル霊感商法に近い状況を体験できる。消費者庁はVRなど最新技術を使った消費者教育に力を入れている。一昨年1年間の消費者トラブルは約1619万件で総額6.5兆円。消費者庁の担当者はVR動画を使った教育の重要性について「自分が学べる体験をしたほうが被害防止に繋がるんじゃないか」などと話した。