去年1年間の住宅火災は1月、12月に1カ月2000件を超えている。都内での火災状況は2022年の住宅火災は1606件。マンションなど共同住宅での火災は1018件。マンション火災から逃げる方法として避難はしご、学校など公共施設には救助袋、緩降機が設置されている。緩降機の使い方は、支えとなっている柱を引っ張り出し、アームを伸ばす。アーム先端部分に調速機を取り付ける。ロープが巻かれたリールを下に投げ、反対側についている輪を体残し部分にしっかり装着。壁に軽く手を付けながら、地上に降りる。坂口理事によると、批難はしごが度の部屋にあるのか確認することが重要。防災訓練など、実際にチャイルドロックを開けてみたり、ハッチのところに物を置かない。避難はしごがない場合は、ベランダの隔て板を割って隣の部屋に移動する。濃度の高い煙を吸ってしまうと人は1~3分で気を失い死に至る。消防庁のデータでは死因はやけどより一酸化炭素中毒で死亡する人が多い。煙は上に上がる方が速いので注意が必要。