そごう・西武は「西武渋谷店」を今年9月末に閉店すると発表した。売上げの6割を担う「A館」「B館」が閉店する。1968年に開業し、最先端商品や流行のおもちゃが並ぶ従来型の大手百貨店だった。1995年には30億円の大改装を行い、大人にターゲットを広げ売り上げ拡大をはかった。渋谷では再開発が進められ、大規模商業施設の誕生で競争が激化。高級ブランドなどテナントの撤退が相次ぎ、営業利益は赤字が続いていた。閉店の理由について土地・建物の所有者と賃貸借の契約で合意できなかったと説明している。一方、「ロフト館」や無印良品が入る「モヴィーダ館」は営業を続ける方針。2023年の東急百貨店本店の閉店に続き、西武百貨店が58年の歴史に幕を下ろすことで渋谷から百貨店が姿を消すことになる。
