1923年に発生した関東大震災。東京が大混乱に陥る中で、必要な情報は伝わらず人々の間では流言飛語が飛び交った。この震災を機に人々の間ではラジオ放送を求める声が高まるようになり、1924年には東京放送局JOAKが設立される。そこから3ヶ月でラジオ放送を開始するために放送局はアメリカ製の無線機を輸入し、出力を上げるために必死で改造。こうして1925年にはラジオ放送がスタートし、ラジオからは落語やニュース、音楽が朝から晩まで生放送で流されるように。人々はラジオから聞こえる様々な娯楽に熱中し、番組の種類も増え、英語を学べる番組やラジオ体操もスタート。そして、2025年にはラジオ放送の開始から100周年となる。