2016年4月、国の重要文化財13棟、石垣517面など甚大な被害を受けた熊本城。猿渡信浩さんは25年前から熊本城の文化財復元に携わっていた。猿渡さんは大工職人をまとめる棟梁として自身の翌月から復旧工事に参加した。最初に行ったのは崩れた柱など部材の回収。どの部分に使われていたのか特定しながらの回収作業だった。再利用できないものは新たに部材を作り継ぎ足していく。国の重要文化財に指定された約80メートルに渡って倒壊した長塀は、2021年に復旧工事を完了させた。猿渡さんが特に思い出の深い場所は飯田丸五階櫓の「奇跡の一本石垣」。21年前、この場所の復元工事で棟梁を務めた猿渡さんは取り出された当時の棟札に名前が記されている。今、猿渡さんは飯田丸五階櫓の組み直しに向けて準備を進めている。土台となる木材の加工は特に難しいという。熊本城の完全復旧は2052年の予定。明日は地震で大きな被害を受けた熊本市動植物園の園長の話を放送。
住所: 熊本県熊本市本丸1-1
URL: http://www.manyou-kumamoto.jp/castle/
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