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「牧俊宏店長」 のテレビ露出情報

政府は備蓄米21トンを放出することを発表した。茶碗に換算して32億杯分。まずは2024年度産10万トンと、2023年産5万トンを放出し、その後は市場の状況を見ながら追加する。放出先は大手集荷業者が対象で、早ければ来月下旬にもスーパーの店頭に並ぶ予定。価格は2024年1月には2440円だったが、これが値上がりして今年1月は4185円と、去年1月の約1.7倍に上がり続けている。コメの流通に詳しい宇都宮大学・小川真如助教によると「備蓄米が放出された1ヶ月後くらいから、価格が下がってくることが考えられる」と指摘する。下がっていくとみられる理由は売り渋っている業者が「これ以上価格が上がらないので、このまま持っていても意味がない」とコメを手放すことにより、コメの価格が去年2月の値段の2000円半ばまで値下げされると見立てている。コンビニや外食産業にも影響が出ているが、集客効果が見込めて体力のある企業は値下げできるが、小売店や小さな飲食店ではまだ大変だという。
宇都宮大学・小川真如助教によると「2023年産より古いコメの放出は無いのでは」という。五つ星お米マイスター・西島豊造によると「2023年産のコメは見た目で判断が難しい。口にしたときに食感の違いに気づくかも」と話す。店頭にはブレンド米として並ぶのではないか、「備蓄米」との表記はせず、「ブレンド米」と裏の表示に記載するのではないかという。しかし古米は意外な所でも活用される。東京・台東区の浅草 すし賢では、精米店が厳選した新米・古米を配合したものをシャリに使用している。牧俊宏店長によると「新米だけだと水分量が多く、シャリがびちゃびちゃになる。古米を混ぜることでお酢を程よく吸い込み、シャリが美味しくなる」と話す。経済評論家・加谷珪一は、自由市場に任せるやり方が良いのかも含めて国民的な議論が必要と話した。

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