4日に建国250年の独立記念日を迎えたアメリカでは各地で記念行事が開かれ、ニューヨークでは大型の帆船やアメリカ軍の艦船などが水上パレードを行った。首都ワシントンではトランプ大統領の演説のため多くの人が集まっていたが、悪天候を理由に会場外に避難するよう支持が出た。雷雨警報により一時イベントの実施が危ぶまれたが、トランプ氏の強い意思もあり約1時間遅れて演説が行われた。トランプ大統領は「アメリカはかつてなく強く誇り高い」と強調した。一方で野党・民主党内で急進左派が台頭していることを受け「アメリカに共産主義者は不要」と主張するなど、11月の中間選挙を強く意識したとみられる内容も目立った。一方ワシントンでは「トランプ政権が建国の理念の民主主義を失わせている」と訴える人たちがデモ行進を行った。イベントの最後にはトランプ氏が“史上最大”と呼ぶ85万発の花火が打ち上げられたが、演説では党派対立の克服や国民の一体感の醸成などアメリカの課題への指針が明確に示されたとは言えなかった。
