警察官になるために通うのが警察学校というのは多くの人が知っていても、その中身は意外と知られていない。学生たちが日々学んでいる現場を記者が体験した。岡山・北区玉柏の岡山県警察学校に松村みなみがやってきた。まずは逮捕術の授業。いきなり準備運動から筋トレが始まった。逮捕術は犯人を迅速に確保するために警察官が体得する技術。朝は6時半に起床。幅広く学ぶ日の中で、食事や部屋で過ごす時間は束の間の休息。午後からは現場での対応を学ぶ訓練。泥酔した人が路上で寝ているとの想定で行われた。岡山県警察学校の東素志教官は、どんな当事者であっても高圧的な当事者に対しても物怖じすることなくきぜんとした態度がとれるような警察官になってもらいたい、と話していた。