TVでた蔵トップ>> キーワード

「王丹さん」 のテレビ露出情報

天安門事件について語ることもできない言論統制から逃れようと、中国を離れ亡命しようとする人が後を絶たない。天安門事件当時、デモに加わった20代の工場労働者だった男性は、その後北京の大学に進学し民主化を目指すNGOのメンバーになった。2010年代、地方政府と民衆の争いが頻発すると、住民の声を訴える活動を行い当局とも渡り合った。しかし11年前に習近平国家主席が就任した後、“言論の自由”はますます制限され監視が強まった。男性はことし4月、メキシコを経由して米国を目指すことを決意した。米国のビザがないため歩いて国境を越えた。その後、米国の国境警備当局に保護され亡命を申請した。現在は中国人の知人を頼りカリフォルニア州で暮らしている。おとといは、長年の夢だった天安門事件の追悼集会に参加した。男性は「長年心に積もっていた思いをやっと声に出せた。自由な空気を吸っていると感じる。多くの人が天安門事件を知り、中国共産党の姿をわかってもらいたいと思う」と話す。

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.