きょうのテーマは「日本企業に眠る膨大な現預金にメス!?」。大和総研・神尾篤史が解説する。日本企業の現預金と負債比率(財務省)をみると、負債比率が徐々に低下しているが現預金が積み上がっている。単なる現預金の保有では利益を生まない。いかに企業価値を向上させていくのかがポイント。金融庁は各企業に現預金の精査を促そうとしている。金融庁は6月末にCGコードの改訂に向けた検討を行うと表明している。ポイントは経営資源の配分先と、企業が現状の資源配分が適切か不断に検証すること。企業の手元資金に対する認識(生命保険協会)では企業と投資家の認識に大きなギャップがあることが分かる。神尾は「現預金の精査とか、企業が変化するタイミングっていうのは投資の大きなチャンになる」などとコメントした。
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URL: http://www.seiho.or.jp/
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