映画「氷の微笑」などで知られるシャロンストーンさんは1990年代、ミステリアスかつセクシーな演技で注目を集め、一躍ハリウッドのトップ女優になった。2001年、脳卒中で倒れ生存率1％と診断される中、生死の境をさまよった。シャロンさんは一命をとりとめたが、リハビリを頑張る中でさらなる悲劇が彼女を襲った。シャロンストーンは「病気から回復するまでの7年間、多くの人が私を利用した。銀行口座の1800万ドル（約30億円）が全額消えていた。冷蔵庫や電話さえもすべて他人名義になり、私は無一文になった」と語った。現在は趣味の絵画で個展を開き、本格的に女優に復帰するなど健康を取り戻した。19日、開催中のイタリアの第70回タオルミーナ映画祭閉会式でロバートデニーロやトムクルーズも受賞した「生涯功労賞」を受賞することも決まっている。