港区にあるマンションは所有者が亡くなったあと1年以上放置されている。所有者は大学生のときにがんを患い片足を切断した。大学卒業後は大手メーカーに就職した。10年以上埼玉県から通勤したあと会社近くのマンションを購入した。所有者の生きた証を残してあげたいといとこなどが遺品整理をしている。しかし、形見の品を持ち帰ることができない。今後売却され国の収入になる。
亡くなった女性は母親の世話のため港区にあるマンションで暮らしていた。女性は独身で近しい親族もなく去年自宅のベッドで亡くなった。相続人がいないため友人たちが警察に連絡したが身元確認ができず無縁仏として火葬された。友人たちは3週間身元確認できるものを探し歯の治療記録を発見し両親と同じ墓に納められた。