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「田村節子教授」 のテレビ露出情報

中学受験を終えた子どもたちについて考える。受験勉強で疲れ果てたり、志望校に入れず落ち込むケースもあり注意が必要。背景には中学受験者数の増加がある。首都圏のみならず、大手学習塾によると関西や東海地区の受験者数も増加傾向、高止まりにある。杉並区の不登校の学生が通う学習塾では、多くの生徒が中学受験後に不登校となった。中学受験後に不登校になる学生の特徴は、真面目で完璧主義。中学受験は膨大な知識を覚えるだけの勉強法になりがちで、曖昧な指示を出すと問題集を全部やってくる子もいるという。
中学受験の人気の背景には大学入試の変化がある。20年前と比べて大学入学者の半数以上が一般入試ではなく、年内入試と呼ばれる推薦入試や総合型選抜で決まっている。この入試を突破するには高校時代の活動などが小論文や面接などで出されるが、自分の言葉で表現する力が合格の鍵となるため、6年間かけて学ぶ中高一貫校に注目が集まっている。またコロナのときも即座にオンライン授業に切り替えるなど、信頼が高まっている。
東京成徳大学の田村節子教授は「受験期の小学6年性は、劣等感や周りの評価も気になる時期。不合格は人格否定、能力不足の烙印を押されたと感じる。大人になっても何事も自身が持てず、自宅に引きこもってしまうこともある」と話す。子どもへの声がけが重要となるが、受験までの過程を認める言葉をかけ、「合否はあなたの価値に関係ない」と伝える。親が子どもを追い詰めてしまわないようすることが重要。

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