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「田鶴浜あかりまつり実行委員会」 のテレビ露出情報

能登半島地震から初めてのお盆を迎えた石川県七尾市で、毎年恒例の「田鶴浜あかりまつり」が開催された。今年の開催は見送る予定だったが、仮設住宅や周辺に暮らす人を少しでも元気付けようと6月から準備をし、開催にこぎ着けた。復興への願いを込めておよそ200個のランタンが夜空に浮かんだ。街に目を向けると、倒壊したままいまだ手付かずの建物などが点在している。石川県の死者は災害関連死も含めてこれまでに339人に上り、1019人が現在も避難生活を余儀なくされている。国の登録有形文化財に指定された建物などが立ち並ぶ七尾市の一本杉通りでは、倒壊した建物の撤去がようやく始まった。市が中心となって建設を進める仮設商店街では七尾市内の4つの店が入居し、今月中旬の営業開始を目指しているが、復興しようにも人がいない。震災の影響で働き手が能登地方から流出している。和倉温泉でも先行きの見えない状況に頭を抱えている。震災で甚大な被害を受け、現在21の旅館のうち18軒が休業状態。220年続く老舗旅館の「美湾荘」も休業を余儀なくされている。再建工事の費用が高額なためなかなか復旧作業に踏み切れず営業再開のめども立っていない。美湾荘の従業員は80人ほどだが、そのほとんどが休職している。政府は雇用の維持を支援するため従業員の休業手当を補助する雇用調整助成金の助成率を特例措置で引き上げるなどしているが、地震を理由に旅館を辞めていった従業員は1人もおらず、助成金で足りない分は旅館が補填して手当を出している。

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