アレルギー最大の謎はアレルゲンが特定できないアレルギーがあるということ。その謎を解明したのが茂呂教授で、自然免疫のひとつILC2が犯人だったことを突き止めた。ILC2は寄生虫対策の自然免疫で、ILC2がアレルギーを引き起こす理由が生活の変化。かつては寄生虫に感染するリスクと隣合せだったが、社会が清潔になったことでILC2が訓練される機会を失いちょっとしたことでも過剰に反応するようになった。茂呂教授によると生活すぎる環境で育つとアレルギーになりやすくなるという。また、ILC2の発見は新たな治療薬開発の後押しになり、抗体療法が臨床でも使われるようになっている。
