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「百華繚乱」 のテレビ露出情報

東京ドームシティからの中継。国内最大級の蘭の祭典「世界らん展」が開催されている。ことしで34回目の開催となり、去年は7日間で、約3万4000人が訪れた。今回の展示のキャッチコピーは、「らんに染まる。」だ。世界から集まった1000種類以上、100万輪の蘭が展示されている。ウェルカムゲートのオーキッド・ゲートには、10万輪の蘭が使われている。天空の花園では、高さ4m以上の蘭の壁が展示されている。幻想の蘭夜では、胡蝶蘭で覆われた球体があり、直径1.6mで、夜でも変わらない蘭の美しさを表現している。日本一の蘭を決めるコンテストも行われていて、ことしの日本大賞は、紙谷多佳子さんの作品だ。438作品の中から選ばれた。15年かけた作品だという。約70店舗が集まったエリアでは、蘭を購入することもできる。カナダで行われた世界蘭会議でグランドチャンピオンに輝いた台湾の黄色い蘭や、世界初の青い胡蝶蘭「ブルージーン」などが並んでいる。
世界らん展の今回の目玉は、世界初公開の光るコチョウランだ。千葉大学の研究チームがコチョウランの遺伝子組換えにより、蛍光発色させることに成功した。ブラックライトを当てると、花全体が輝き、暗闇でも花を観賞できる。志穂美悦子や假屋崎省吾によるフラワーアート作品も展示されている。假屋崎省吾は、自身の作品「百華繚乱」について、世界らん展への出展はことしで20回目で、末広がりに後光が差すように、幸せを呼んでほしいという願いを込めたなどとし、白樺やシンビジウムなど、自然の素材だけを使って作ったなどと話した。世界らん展は、来週14日まで開催されている。

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