今年度、最低賃金は全国平均で過去最大の43円引き上げられ、1004円となった。この最低賃金は1日から29の都道府県で適用され、順次、引き上げられる。最低賃金について、働く人たちからは「物価上昇が続く中で引き上げ額は十分ではない」といった声があがり、企業からは「中小企業の支払い能力では厳しい対応」との懸念の声がある。厚生労働省は支援策として賃上げ、設備投資を行う企業へ助成金を拡充するなどして新たな最低賃金への対応を求めることにしている。
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