大井川鉄道は人気路線の半面1日数人しか利用しない秘境駅が点在する路線でもある。神尾駅の平均乗降客数は1日2人。神尾駅は1928年に開業し列車がすれ違う交換場所として作られた。周辺を探索すると駅から約1キロの場所に集落があった。しかし列車の本数が減るにつれ駅を利用する人はほとんどいなくなったという。神尾駅に戻ると鉄道写真家の煙道伸麻呂さんがいた。15年間神尾駅を撮影し続けてきたという。その3時間後駅に地元に住むおばあちゃんと孫がいた。孫が無人駅が好きだという。最終列車には女子高生らが降車した。2人は友達と遊んで帰る時に終電を使うという。2人は中学生までは列車で一緒に登校していたという。池本さんの最寄り駅は秘境駅だが大池さんの最寄は隣の駅であった。地元の祭りに参加するために池本さんの家に通いダンスの練習に明け暮れたという。池本さんは「ずっとあってほしいなくなってはいけない駅」などと話した。