ステーキガストが毎月29日にステーキ食べ放題を行っていたが、先月29日にステーキ食べ放題を終了となった。その理由は輸入牛肉の高騰。アメリカ産牛肉の卸売価格は、肩ロースが1年間で1キロあたり600円上がって、牛ハラミが700円、牛タンが500円上がった。アメリカ産牛肉高騰のワケは、干ばつによる牧草不足で、飼育頭数が激減した。さらに円安、中東情勢で価格が高騰している。経済アナリスト・馬渕磨理子氏によると「去年アメリカの牛肉輸入量は約2割増えている。一方、日本の輸入量は約6万トン減っていて、日本は買い負けている」とのこと。世界的に牛肉争奪戦になっている。スーパーでも異変が起きている。スーパーアキダイ・秋葉社長によると「輸入牛と国産牛の価格差が縮まってきており、輸入牛の仕入れを減らした」とのこと。東京・千代田区のカレー店ではことし1月、輸入牛から国産黒毛和牛に変えた。鶏肉(もも肉)の価格は、2022年1月は100g127円だったが、ことしの6月は155円にまで上がっている。鈴木農水相は「物価高を背景とする消費者の節約志向で、牛肉や豚肉から需要が鶏肉にシフトしている」と話す。秋葉社長は「安いという理由で仕入れていたブラジル産の鶏肉が、以前は2キロ約700円だったのが今は約1900円に値上がりした。国産の値段を上回る勢いなので販売を国産のみにした」としている。ノルウェー産サバは資源保護のために、ことしの漁獲枠を去年の約半分に減少。世界的にサバ争奪戦が起きている。ノルウェー産冷凍サバの輸入価格は、2025年1月が417円だったのが今年の3月には924円に上がっている。秋葉社長は「昔は半身で298円だったが…700~800円にまで高騰。輸入のサバはほとんど入ってこなくなった」としている。はごろもフーズは今月1日~サバ缶を297円から約362円にした。ウミオス(旧マルハニチロ)は来月1日から7~24%値上げするという。
