フィギュアスケーターの伊藤みどりさんは1992年アルベールビル五輪で日本女子フィギュアスケート史上初のメダルを獲得。代名詞は高難易度のジャンプ・トリプルアクセル。ジャンプ時の速度は男子を凌ぐと言われていた。五輪で銀メダルを獲得した2か月後、突然の引退を発表。そんな伊藤さんに密着。結婚後、夫の転勤に付き添って現在は福岡・北九州市に住んでいるという。アルベールビル五輪以前はメダルを獲得しても褒賞金は0円だったという。フィギュアスケートはお金のかかるスポーツのためトップ選手でも資金面で苦労していたという。さらに当時のフィギュアスケートの採点は審査員の主観点が大きい事もあったためスタイルの良い外国勢に対抗するためトリプルアクセルなど技で個性を出したという。伊藤さんは現在はスケート教室で指導する傍ら、大会に出場して滑っている。